売買契約に係る書類の電子契約が利用可能となりました

2022年5月18日に施行された宅建業法第35条および第37条の改正により、不動産取引で義務付けられていた書面での交付が不要となり、電磁的方法による交付が可能となります。これにより、不動産取引における電子契約が全面解禁されました。

このような状況の中、バイヤー会員の皆さまの声にお応えするため、R-auctionの売買契約に係る書類を下記要綱にて、電子契約でご利用いただけるようになりました。

  • 対象物件:「電子契約利用可能」と記載のR-auction物件(物件案内書・入札要綱に記載)
  • 実施時期:2024年3月11日(月)10:00より

電子契約の特徴

  • 契約書への収入印紙の貼付が不要になる
不動産売買契約書を作成した場合、契約書1通に対して収入印紙を貼付する必要があります。 収入印紙代は、契約書に記載された契約金額が高いほど高額になるため、不動産取引では負担が大きくなる傾向があるでしょう。契約書を電子化した場合、収入印紙の貼付は不要です。 経費節約の観点からも、電子契約の導入が有効的な手段といえます。
  • 場所を問わずいつでも手軽に契約内容が確認できる
契約書等の書類が紙ベースの場合、紛失リスクがあり、手軽に持ち運びできません。書面を電子化すればそのような心配がなく、外出先でも手軽に確認できます。
  • 安全性
文書が改ざんできないよう非改ざん性を証明する認定タイムスタンプが付与されます。
  • 提供先の承諾が必要
売主・買主の承諾を得ることで電子契約の利用が可能となります。
引用:電子印鑑GMOサイン不動産DX|電子契約なら電子印鑑GMOサイン
引用:不動産の電子取引に係る実施マニュアルVer.1(2022.6.20)|公益財団法人 全国宅地建物取引業協会連合会

電子契約には全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)の「ハトサポサイン」を利用します。

|ハトサポサインとは

ハトサポサインとは全宅連が会員業務支援サイト「ハトサポ」で提供する電子契約システムです。GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社の電子契約システム「GMOサイン」とシステム連携しています。ハトサポサインなら、これまで紙で行ってきた重説や契約書をはじめとした契約書類のやり取りを、簡単に電子化することができます。  引用:ハトサポサイン初めてガイドver1.1(2024.03)

ご利用に必要なもの

・メールアドレスを持っていること
・PC等で、契約書類を十分に確認できる環境下にあること
・ご利用のパソコンにAdobe Acrobat Reader(無料)がインストールされていること

ご契約の流れ(R-auction落札後の流れ)

1.落札後、担当者から手付金の振込先口座をお知らせします。手付金の振込を行っていただきます。
2.入札要綱・買付要綱記載の契約日時にオンライン(ZOOM)で弊社から契約書類の説明を行います。
3.登録メールアドレスに契約書類(不動産売買契約書・物件状況報告書・媒介契約書・手付金領収証)が届きます。
4.確認の上、捺印部分をクリックすると電子印が捺印されます。
5.売主・買主・弊社の捺印完了後、「契約書類」と「契約締結証明書」がダウンロードできます。

参考:ハトサポサイン初めてガイドver1.1(2024.03)

詳細やご不明点は担当:濱口(はまぐち)までお気軽にご連絡ください。
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